2024年07月03日 12:34

カソクは、新規事業として「戸建てホテル(都市型ヴィラ)開発事業」を開始する。
本事業は、住むように泊まる、暮らすように泊まるというコンセプトの下、都市部における高級感とプライバシーを兼ね備えた1棟丸貸しでのホテル宿泊体験を提供する。戸建てホテルは、8名収容以上をベースとした一棟貸し切り形式を採用し、宿泊者に完全なプライバシーと贅沢な空間を提供。キッチン、洗濯機などの「暮らしの設備」を整えており、最短1泊~数カ月の利用に適した、中長期滞在型ホテルだ。無人運営を基本とし、「AI」と「アカデミックな数理分析チーム」によるレベニューマネジメントを駆使して、高効率な運営を実現。これにより、運営コストを抑えつつ、宿泊客への高品質なサービスを提供する。
新宿、渋谷、池袋、六本木などの主要都市部において、狭小な土地の有効活用(15坪~)、小規模な空間(20坪~)でも、運営可能な戸建てホテルを展開。都市部の需要に応えるとともに、同社のテーマである「地域性・公益性・社会性」を大切に、可能な限りローカル建材の活用や、地域雇用の創出を目指し、エリアに根差した展開を行うことで、新たな観光ニーズの創出を目指す。今後5年間では、国内外に戸建てホテルの展開を拡大し、訪日外国人旅行者や国内の高所得層をターゲットとしたマーケティング戦略を展開。また、関連事業とのシナジー効果を高め、グループ全体での成長を図る。なお、カソクが手掛ける「高田馬場3丁目新築プロジェクト」は、都心型戸建てホテルとしての新しいモデルケースとなる。