2024年07月01日 15:06

フードテックマイスターは、職人の技術を機械学習するバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」を、榮太樓總本鋪に導入。7月1日より、「あんこバウムクーヘン」を発売する。

THEOはユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人。職人が焼く生地の焼き具合を各層ごとに画像センサーで解析し、その技術をAIに機械学習させデータ化。無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができる。ユーハイムの熟練職人のほか、ロボット工学の研究者、AIの専門家、デザイナーなど様々なプロフェッショナルの協力のもと、約5年の開発期間を経て誕生した。

このたびは、和素材のあんことバウムクーヘンを組み合わせることで、老舗和菓子屋の榮太樓總本鋪ならではのTHEOバウムクーヘンが誕生した。北海道産小豆のつぶし餡と沖縄県の黒糖を使用した黒蜜で、上品なバウムクーヘンに仕上げている。卵やバターを用いた生地にあんこを入れるため、小豆の風味を出すことに苦労し、何度も試作を重ね、2年の歳月を経て完成した。ひとくち食べると、卵やバターの香りと共に小豆の風味が広がり、隠し味の黒蜜がコクのある奥深い味わいで全体をまとめている。

日本橋本店でしか味わう事のできない、新しい日本橋名物「あんこバウムクーヘン」、価格はイートイン605円(税込)。