2024年06月26日 16:06

メディカル・プリンシプル(MP)は、「民間医局」の医師会員2350人を対象として、健康管理に関するアンケートを実施した。
調査の結果、9割弱の医師が健康であると回答。また1割が健康に対してやや不安視していることが分かった。自分が健康であると考える理由のトップは「飲食を楽しめる」、次いで、「栄養バランスの良い食事がとれている」となった。ほかの項目より大きく数字が落ち込んだのは、「不安や悩みがない」。健康だという認識はある一方で、一定数の医師は何らかの不安や悩みを持っているようだ。全体の傾向として、不調を感じず、健康を気遣う生活をしていて、精神的にも良好であることが、「健康である」という考えにつながっているのだと読み取れる。
一方、健康だと思わない理由は、「定期的な運動・スポーツを行っていない」「質の高い睡眠がとれていない」「健康不安がある」が上位3つを占める結果に。
また、6割強の人が健康管理を行っていると回答。健康管理をするきっかけは、「自身が医師だから」が突出する結果に。健康のために普段行っていることは、「たばこを吸わない・本数を減らす」が最多、次いで「栄養バランスの良い食事をとる」などが挙げられた。
アンケート結果からは、多忙な日々を送りながらも、自身が医師であるからこそ、日々の健康管理へ取り組む医師たちの高い意識が見えてきた。調査結果の詳細は、医師の情報収集Webサイト「民間医局コネクト」内の記事へ。