2024年06月20日 09:06

東急不動産ホールディングスとNature Innovation Groupは、渋谷区、渋谷区観光協会の後援のもと、6月19日から、渋谷駅半径600mにコンビニの店舗数を越える100箇所以上の傘立て設置を行う「傘のいらない街 渋谷」を開始する。

Nature Innovation Groupが展開する「アイカサ」は、「⾬の⽇を快適にハッピーに」と「使い捨て傘をゼロに」をミッションに2018年12⽉にサービスを開始した⽇本初の本格的な傘のシェアリングサービス。

「傘のいらない街 渋谷」プロジェクトにおいて、渋谷エリアでは、渋谷駅の半径600mにある東急不動産HDの所有する物件を中心に順次、100か所以上のアイカサのスポットを設置。今回は、傘の取手も含め、クリアファイルをリサイクルして活用した2種類のオリジナルデザインの傘を作成予定だ。

今回の取り組みにより、傘の消費量によるCO2の削減や廃棄物の削減、街の景観向上などの環境面に加え、オフィスビルや商業施設の物件価値の向上、雨の日の滞在時間の増加による消費促進などの経済面の2つの面から価値創出を行い、渋谷エリア全体の資産価値向上を目指す。現在、企業にはESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みが求められているが、人の移動が多い渋谷でサーキュラーデザインを取り入れた活動として、持続可能な街づくりの新たなロールモデルを目指す。

アイカサ