2024年05月30日 12:52

シャプラニール=市民による海外協力の会は、6月12日の「児童労働反対世界デー」に際し、ブックオフコーポレーションの協力により、「古本で児童労働をなくそう」キャンペーンを、6月1日~7月31日の期間で実施する。

6月12日は児童労働反対世界デー。SDGsのターゲット8.7にも「2025年までにあらゆる形の児童労働をなくす」ことが掲げられている。しかし、世界では未だ1億6000万人の子どもたちが働くことを強いられているのが現状だ。シャプラニールが活動する南アジアの、バングラデシュでは約170万人、ネパールでは約110万人と、多くの子どもたちが児童労働の状況下にいると言われている。1972年に創立された国際協力NGO・シャプラニールはこれまでに、「子どもが働くことのない社会の実現」をめざし、地域住民や行政とともに児童労働を削減すると同時に、これから働きに出る子どもたちを未然に守る活動に長年取り組んできた。

本キャンペーンは、ブックオフの宅配買取寄付サービス「キモチと。」を使用して誰でも参加できる寄付アクション。寄付された古本等はブックオフが買い取り、買い取り額に20%上乗せされた金額がシャプラニールへ寄付される。古本以外にもCD/DVDやゲーム類等、対象品目は30以上あり、1点から無料集荷へ申し込みができる。不要になったものを「捨てる」のではなく、ブックオフでの再販を通じ「誰かの喜び」につなげられ、「お金ではない寄付」ができるキャンペーンだ。

受付期間は6月1日~7月31日。

キャンペーンサイト