2024年05月30日 12:46

出光興産は、東京海上日動火災保険、帝人、リコーとともに、女性管理職の自律的キャリア形成やジェンダーギャップの解消を目的として、「クロスメンタリング」を実施する。
「クロスメンタリング」とは、メンター(支援者、助言者)とメンティ(支援・助言を受ける立場)が他企業同士となる組み合わせで行う、企業横断型のキャリア形成支援の取り組み。本クロスメンタリングでは、経営幹部がメンター、女性管理職がメンティとなってメンタリングを行い、女性管理職の自律的キャリア形成と、多様な人材が企業を超えて学び、育て合うことによるジェンダーギャップ解消の加速を目指す。
2023年度は、同社と東京海上日動の2社で実施したが、今年度は帝人、リコーを加えた4社で取り組み、クロスメンタリングの拡充と女性管理職の育成に向けたプラットフォームの開発を行う。今回は、各社からメンター、メンティ各7名ずつが参加し、11月までメンタリングや集合研修を実施。5月24日に開催したキックオフでは、事前研修を行った後、組み合わせの発表を行った。
同社は、中期経営計画(対象年度:2023~2025年度)において人財戦略を経営戦略の根幹に据え、「DE&Iの深化」に取り組んでいる。本取り組みを通じて女性活躍を推進するとともに、ジェンダーにかかわらず全ての社員が生き生きと働き、新たな価値を共創できる企業を目指していく。
実施時期は5月24日~11月。