2024年05月30日 09:53

チヨダウーテは、「チヨダサーキュラーせっこうボード」、および千葉工場で製造するせっこうボード3製品について、環境ラベル「エコリーフ」の認証を取得した。

エコリーフは、サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する環境ラベル制度「SuMPO 環境ラベルプログラム」の一つ。同プログラムは、信頼性・透明性を確保した算定方法に基づく製品のライフサイクル全体にわたる定量的環境情報をLCA手法を用いて見え化するもの。また、「見える化」された情報に基づく、提供者(事業者)と利用者(消費者等)との間でその削減努力のための相互理解、コミュニケーションを促進する。

「チヨダサーキュラーせっこうボード」は、廃石膏ボードから作られたリサイクル石膏を100%原料に使用し、実質製造時のカーボンニュートラルを実現した世界初のせっこうボードで、社会課題である温室効果ガス削減、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する製品だ。また、せっこうボード製造拠点の千葉工場では、製造工程の熱源にバイオマスボイラーと、再生可能エネルギー由来の電力を利用することで、実質製造時のカーボンニュートラルを実現している。2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みが進む中で、建設業界でも温室効果ガスの排出量の把握、排出量の削減が求められている。チヨダウーテは、今回の4製品の定量的な環境情報を「エコリーフ」として公開することで、顧客の環境課題に対する取り組みに貢献していく。

チヨダウーテ