2024年05月27日 15:05

ユーキャンは、5月27日、趣味が広がる大人向けのぬりえ本(書き込み式)「和菓子のぬりえ図鑑」を発売した。
今回、掲載するお菓子の選定をはじめ、解説文に至るまで監修したのは、1803年創業、「京観世」や「柚餅」といった定番商品でも名高い京菓匠 鶴屋𠮷信。「ぬりえで訪ねる 奥深い和菓子の世界」をコンセプトに、日本の春夏秋冬を和菓子で綴る一冊は、愛らしい中に大人のぬりえ本としての品格を湛える作品に仕上がった。
春夏秋冬に日本の四季を表す「二十四節気」を織り交ぜて、その時にふさわしい和菓子と、それが引き立つ器や花など、美しい構図で緻密に描きあげられた「ぬりえ原画」は、色鉛筆で描かれているとは思えないほどの美しさ。と同時に、色鉛筆特有の温かみあるタッチは和菓子の優しい造形にぴったりで、ページをめくるだけで季節を巡るような楽しさを感じてもらえる。
ぬりえは、左ページの見本(色が塗ってある)を見ながら、右ページのぬりえを塗り進められる構成で、初心者の人でも納得の仕上がりをめざせる。縦180mm、横165mmと小ぶりな冊子に、包装紙のようなカバーと、さらにのし紙をアレンジした帯をかけて、まるで贈り物用のお菓子の箱のような、趣ある凝った装丁を施した。また、巻末に掲載のお菓子解説(8頁)も色紙に刷り、本編のお菓子(ぬりえ原画)を引き立て、より華やかな仕上がりになっている。
定価は1485円(税込)。発売日は5月27日。