2024年05月24日 20:03

DOUは、日本英語検定協会が5月30日より開始する、各種検定の証明書の電子版、生涯学習アカウント「デジタル証明書」の発行において、技術面での支援を行った。

DOUは、第三者証明の職歴や実績などのデータを、個人が「キャリア証明書」として活用できるようにすることで、新たな機会へと繋げるキャリア形成支援サービスを展開している。

このデジタル証明書は、世界的なウェブの標準化団体W3Cが提唱する、Verifiable Credentials(VC)の規格に準拠し、紙の証明書と同様に、試験の成績を改ざんできない形で電子的に提供する。のべ840万枚以上の発行が可能な状態となり、国内の検定事業者が発行する電子証明書としては最大規模となる。

サービスローンチ時点では、2018年度以降に実施した、「実用英語技能検定(英検)」「英検S-CBT」「英検CBT」「英検S-Interview」の合格者を対象に発行し、今後実施する試験においても、紙の証明書とあわせてデジタル証明書を発行予定だ。このデジタル証明書の発行により、受領者は、ウェブ合否公開当日から閲覧・利用可能となるのに加え、複数の大学・企業に提出する場合でも追加発行の手間がかからないなど、管理しやすくなるといったメリットがある。

今後も、DOUは、「キャリア証明書」を基点に育成機関と企業間における人材データの透明性担保と循環を促すことで、新たなキャリア形成の機会を創出する。

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