2024年05月21日 17:06

The Chain Museumは、これから更なる期待が寄せられるアーティストに制作活動の場を提供する、アーティスト・イン・レジデンス・プログラムを、2022年の秋に初めて実施。今回その第4弾となる企画に、アーティストの川端健太さんが参加する。

本プログラムの目的は、今後期待されるアーティストの制作のサポート、また国内の芸術文化振興の一助となること。そして滞在されるアーティストが普段の制作の場と違う、自然豊かで静かな環境に身を置くことで、制作に没頭し、今までにない新たな創作の視点やインスピレーションを見出す機会を提供する。

「蓼科の森の家」での第4回目となる本企画では、アーティストの川端健太さんが参加する。川端さんが描く絵は、卓越した観察眼を駆使した写実的でありながら、ただの写実絵とは一線を画した実体感や密度のある表現が特徴的。制作方法には、様々な角度からのスケッチをする、モデル本人とのリアルな対話を重ねる、彫刻作品を制作するなどの、「多角的に視る」工夫が隠されている。

今回のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムは、妹島和世建築設計事務所が1994年に設計した個人邸にて実施され、自然豊かな環境の中で、絵画作品を制作。会場での作品の発表の場はなく事後での公開となるが、追ってArtSticker公式インスタグラムでも制作風景や会場の様子も公開する予定。また制作された作品は、滞在終了後にエントリー制にてArtSticker限定で販売する。詳しくはこちら