2024年05月21日 09:03

ヒラソル・エナジーは、プレミアム電力データ提供サービスを開始した。

電力会社が設置している電気料金精算のための電力メーター(スマートメーター)の数値を、利用者の同意の下にヒラソル・エナジーが電力データ管理協会より取得し、利用者の希望の形式で提供するサービスとなる。

電力の消費量は通常、使用量・料金の明細が手元に届く約2ヶ月後にしか知ることができない。当サービスは毎日の消費電力をわかりやすく見える化し、30分毎の消費電力量データを翌日に確認できる。ヒラソル・エナジーが用意するWeb画面やシンプルなWeb APIを通じて情報提供するほか、個別カスタマイズプランもある。利用者のITシステムに直接データ連動することが可能だ。2025年6月からはリアルタイムでの提供を予定している。

小売電気事業者は電力自由化により従来の一般電気事業者10社から約700社に増加し、電気使用量の情報も分散したが、当サービスを利用することで異なる電気事業者の情報を一元的に管理することが可能だ。

データ集計の単位は、日次と月次の2種類。提供時期は、日次の場合は翌日、月次の場合は翌月検針日10〜16日後に提供する。各データの提供エリアは順次拡大中。詳しくは送配電会社対応状況にて確認できる。なお、日次データにはデータ欠測が発生する可能性があるが、当サービスでは欠損のフラグを作成するとともに後日欠測値の補完を行うことが可能となる。

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