2024年05月20日 15:48

京王電鉄は、はこぶんと共同で、下北沢の街で、スマートフォンを用いて手軽に匿名で手紙のやり取りができるデジタルレターのコミュニケーションツール「ホンネPOST」を用いて、街に関わる(暮らす、働く、遊ぶなど)様々な人の生の声を収集する実証実験を実施する。

本取り組みは、京王電鉄とヒトカラメディアが運営する、エリアを起点とした事業共創プログラム、KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT(ルート)」の実証実験として実施するもの。はこぶんが提供する「ホンネPOST」は、定量的な測定が難しく埋もれている顧客の生の声を収集し、顧客心理を見える化する、デジタルレターVOCコミュニケーションツールだ。

今回は、「ROOOT」の起点エリアである下北沢にて、下北沢商店連合会に加盟する一部店舗やミカン下北、駅構内、その他の街の各所などで、「ホンネPOST」を用いて、下北沢で暮らす、働く、遊ぶなど様々な角度から関わる人々の生の声を収集・分析する。収集した声は、京王電鉄が運営する複合施設「ミカン下北」の運営、ワークプレイス「SYCL by KEIO」を拠点に実施しているプログラムで、妄想を基に実験的な取り組みを行うきっかけの場「下北妄想会議」やアイデアを具現化していく「studioYET」の推進に活用。また、下北沢商店連合会と連携し、今後の下北沢のまちづくりに関する様々な活動にも活用していく。

実証実験期間は5月21日~7月31日(予定)。実証実験場所は下北沢。

「ROOOT」公式サイト