2024年05月10日 15:57

資生堂ギャラリーは、6月8日~8月4日まで、資生堂のクリエイティブワークを紹介する展覧会「オドル ココロ」を開催する。
アフターコロナとなっても先行き不透明な状況が続いている。その一方、現在を生きる人々のあいだでは、世代やジェンダーを超えて自分が好きなものを自由に取り入れ、自らの気分を上げて楽しむという軽やかな感覚が広まっている。 こうした時代感覚に呼応し、「ココロがオドル」クリエイティブを資生堂のアーカイブからセレクトした。
明るさ、軽やかさ、ビビッドさ、ユーモア、遊び心、親しみやすさに加えて、未来的/Futuristicなイメージの商品や広告300点近くを一堂に集めている。そこでは、当時のパッケージとは一線を画すようなデザインから、自由で挑戦的な広告表現に至るまで、思わず心が弾む多彩なバリエーションを楽しめる。
本展では、大展示室に明治初期から2010年代まで時代を8つに区切り、その時代に生まれた商品200点以上をクロニクルに展示する。各時代において特に革新的だったといえる商品については概要や特長、デザインのコンセプトを現物と併せて紹介。また、壁面には商品が生まれた背景が参照できるよう、時代の風俗を中心にまとめた年表を掲出する。
一方、小展示室では、ポスターを中心とした広告、約70点を取り上げ、映像インスタレーションとして展示する。