2024年05月07日 15:55

アディッシュは、「人名・画像 無断利用監視サービス」の提供を開始する。
SNSの普及やAI技術の発展により生活が便利になる一方で、インターネット犯罪の被害に遭う人も増えている。警察庁によると、2023年1月〜12月末までの期間、「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」の認知件数は合計で3846件、被害総額は約455.2億円にのぼる。詐欺被害は2023年下半期にかけて増加しており、なかでも大手企業の社長、芸能人、ジャーナリスト、インフルエンサーなどの名を語るなりすまし詐欺広告による被害が報道でもたびたび大きく取り上げられているなど、社会の関心を集めている。
デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュにも、著名人になりすましたコンテンツやなりすましアカウント監視の要望が寄せられている。無断で名前や画像を使われた著名人が社会的・経済的損失を被っている状況において、無許可コンテンツを監視し報告する業務「人名・画像 無断利用監視サービス」を開始することになった。
「人名・画像 無断利用監視サービス」は、対象の人名などをキーワードに設定し、ウェブおよびSNS上で検索を実施。判定基準の策定については、ポリシーアーキテクト(監視基準策定者)が設計を行い、クライアントと事前にすり合わせて内容の合意を図る。公式に認められていない可能性のあるコンテンツを発見した場合、策定した判定基準をもとに、クライアントから提供された公式の資料などと照合のうえで目視判定し、クライアントに報告する。