2024年05月07日 12:59

AMDlabは、建築設計者向けWebサービス「建物カルテ」の先行リリース版を5月から提供開始する。

AMDlabは、建築士2人が起こした「建築設計」を中心に業界のDXを推し進めているスタートアップ。最新のテクノロジーを活用し、受託開発や自社サービス開発などの複数の事業を展開している。

現在、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)の導入により建築設計業務の効率化が進んでいるが、その活用は限定的だ。業務全体を効率化するためには、関係者間のコミュニケーションを円滑化する必要がある。また、建築設計プロジェクトの情報管理ツールにはExcelが広く使用されている。しかし、Excelは汎用性が高いツールであるため、建設プロジェクトに適した形での整備や準備が必要であり、運用にも時間がかかる。このように従来のツールでは解決できない課題を解決するため、建築設計業務に特化したコミュニケーションの効率を高めるWebサービス「建物カルテ」を開発した。

「建物カルテ」は、建築設計業務に必要な情報をWeb上で一元管理し、設計プロセスのコミュニケーションを効率化する。さらに、建築設計業務に必要な文書を簡単に出力できる機能を備えており、作業時間の削減が可能だ。「建物カルテ」は、5月からユーザー数限定での提供を開始し、利用申し込みは専用フォームから受け付けている。

利用可能期間は5月〜6月末頃まで。

申し込みフォーム