2024年05月02日 15:22

自治体広報の甲子園といわれる「全国広報コンクール」(日本広報協会主催)の令和6年結果が発表され、京都府福知山市の「広報ふくちやま」2023年10月号が、広報紙(市部)で入選。また「竜王戦福知山城対局メニューづくりプロジェクト」が広報企画で入選した。福知山市としては今年2部門で入選、またこれで5年連続の入賞となる。
受賞した「広報ふくちやま」 2023年10月号の特集は、本市でも人口減少率が高く、少子高齢化が進む夜久野地域にスポットを当てた。人口が減っていく地域であっても、地域の人々や自然など今あるものを大切に、そして自身が楽しみながら地域活動を担う人こそが地域の希望だと感じさせてくれる夜久野で暮らす人々の姿を紹介。その姿を通じて、夜久野以外で人口減少が進む地域に住む人々にも、大切な故郷で暮らし続けることへの希望を感じてほしいという思いを込め、企画・制作した。
「同じ町内で、地元を盛り上げようと活動するシニア世代と若い世代の2人を取材した二部構成の特集である。2人に対する取材とその思いを語る文章がとてもよくできている。費やした取材期間は2年にも及ぶ。取材の丁寧さやこまやかさが、内容のふくらみにつながったことがうかがえる。」と評価された。
表彰式は6月21日に秋田県横手市の「全国広報広聴研究大会」内で開催。福知山市は「明智光秀を資産にさまざまな企画を展開」と題して、全国の自治体広報職員に向けてシティプロモーションの事例発表を行う。