2024年05月01日 12:57

東京都日野市とAnother worksは、連携協定を締結し、行政に複業人材を登用する実証実験を開始した。

社会課題・地域課題の複雑さが増している中で、地域づくりも目指したい方向や目的を共有し、地域に関わる人、関わろうとする人々と協力しあい、価値を共に創っていくことが重要となっている。市ではSDGsへの貢献と地域ビジョンである「日野地域未来ビジョン2030」の実現を目指すため、Another worksと「民間複業人材活用に関する連携協定」を締結し、複業を通じた個人のキャリア形成を通じて、社会課題解決を共に目指すパートナーを募集することとした。

市では、気候変動への対応とカーボンニュートラルシティの実現につながる施策の実行と市役所全体での体制整備を2024年度に行っていく。このうち、市役所内外でのプロジェクト案の組成や市役所内での推進体制の整備について、民間人材の経験や知見を活用するべく、4月22日より、Another worksが運営し、社会課題解決と個人のパラレルキャリアの実現を推進する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド for Public」にて、「気候変動に挑むマネジメントパートナー」の募集を開始する。複業人材には、アドバイザーとして環境政策課に約6カ月間オンラインでプロボノ(ボランティア)として勤務し、業務を遂行してもらう。6カ月間の期間終了後、成果について検証していく。

スケジュールは、4月22日:協定締結・公募開始、5月7日:公募終了。

日野市