2024年04月30日 15:53

刀剣ワールド財団、及び東建コーポレーションは、5月1日より名古屋市中区に、日本刀・甲冑・浮世絵の博物館 名古屋刀剣博物館/名古屋刀剣ワールド(メーハク)を開館する。
当初の開館予定であった2020年6月以来、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開館を延期していた。またこの期間に収蔵品が大幅に増加したことを踏まえ、展示室の増設工事及び改修工事を行っていたが、工事・開館準備が完了したため開館する。
本館は、国宝や重要文化財・重要美術品をはじめ、約550振以上の刀剣を所蔵。日本刀は常時200振を展示、甲冑(鎧兜)は約50領、火縄銃・古式西洋銃250挺、浮世絵も常設展示している。ホテル型高級賃貸マンション「栄タワーヒルズ」の2・3階部分と、隣接する「北館」から成り、延床面積は5049.12平方メートル (1527.35坪)。刀剣・甲冑・浮世絵・火縄銃・古式西洋銃が一体となったこだわりの展示方法で、刀剣博物館としてだけでなく、甲冑博物館、浮世絵博物館・鉄砲博物館としても利用できる博物館となっている。
見どころは展示だけではなく、等身大の甲冑武者・騎馬武者、写真撮影ができるフォトスポット、迫力ある映像が映し出される体験型シアターなど。多彩なコレクションとデジタル機器を活用したアトラクション展示により、大人から子どもまで、誰もが気軽に刀剣に触れ合える場所づくりを目指すと共に、地元名古屋の観光振興の発展に寄与する。詳しくはこちら。