2024年04月26日 12:58

東京都板橋区は、SDGsボードゲーム「いたばしさんぽ」を制作した。
板橋区は、2022年5月に国から「SDGs 未来都市」に選定されたことを契機に、区民や企業・団体にSDGsの「自分ごと」化を推進する「ローカライズプロジェクト」に取り組んでいる。同プロジェクトの一環として、SDGsが、普段の生活と密着していることに気づくきっかけづくりとすることを目的にこのゲームを制作した。
区オリジナルのSDGsボードゲーム「いたばしさんぽ」は、板橋のまちが舞台になっており、SDGsの17のゴールが生活に密着していることを楽しみながら学ぶボードゲーム。サイコロを振り出た数を進めながら、区内の名所など、板橋のまちが描かれた盤面を巡る。盤面には、まちで実践しているSDGsの取組などが記載されたマスがあり、とまったプレイヤーは記されたアクションをこなす。中には、「教室の中にあるSDGsを見つける」など、協力して考えるミッションもある。チームでミッションをこなしながらポイントを獲得し、ポイント数を競う。区の特徴やSDGsの取組を学びながら、多様な考えに気づくことで、SDGsに一歩近づくことができる。
今年度より、区内小中学校の授業で活用するほか、ゲームが印刷されたリーフレットを、区役所・図書館・地域センターなど82の公共施設や、商業施設、東武東上線各駅などにて5月1日より配布する。ゲームやリーフレットのデータは、区ホームページよりダウンロードも可能。