2024年04月25日 09:55

YAMAGIWAは、スマートホーム技術の統一規格「Matter」を策定する団体「Connectivity Standards Alliance」に日本の照明専業メーカーとして初めて加盟した。
同社は、1923年の創業以来、日本の照明業界におけるパイオニアとして革新的な照明器具・技術を追求してきた。タグライン「The Art of Lighting」のもと、美しい暮らしと社会の実現に向け、光が生み出す美しい情緒的価値を社会に提供し続けている。
Connectivity Standards AllianceはIoT技術の活性化を目指し、関連する標準規格の策定、促進を行う団体。Matterとは、「デバイス間の互換性」や「構成の複雑さ」といったスマートホーム技術の課題を解消することを目的に生まれた統一規格だ。Matter認証済みの機器を選択することで、ユーザーはメーカーやプラットフォームの互換性に悩むことなく、簡単にスマートホーム環境を利用することが可能となる。
市場に普及している照明制御の仕組みは、「専用設備への投資」、「他設備との相互接続性」、「メーカーによる囲い込み」といった課題を抱えている。Matterはインターネットプロトコル(IP)上で動作するオープンアプリケーションであり、現状の課題を解決し、照明業界にも大きな変革をもたらす技術であると捉えている。同社はMatterの技術を活用し、シンプルで価値あるライティングコントロール・スマートホーム環境の提供を目指していく。