2024年04月24日 19:42

シフトプラスは都城市と共同開発を行った「自治体AI zevo(ゼヴォ)」において、4月23日より、都城市にて、Claude 3の活用検証を開始した。「自治体AI zevo」は、ChatGPTなどの生成AIを自治体のLGWAN環境で活用できるシステム。
Claude 3は、アメリカのAIスタートアップ企業である「Anthropic」が開発した最先端の生成AIモデル。ChatGPTなどの競合する生成AIを上回る性能が期待されており、注目を集めている。シフトプラスではAmazon Bedrock On Anthropic ClaudeでClaude 3が利用可能となったことを受け、いち早く検証を行うため、自治体AI zevoで利用可能なように機能搭載を実施。都城市において利用可能となるように機能の提供を開始した。
同社は都城市と連携し、Claude 3の動作検証を行った上で、自治体業務において自然な文章生成や大量の文書処理などのメリットを活かして、様々な活用における検証を行う予定。本検証においては、都城市総合政策部デジタル統括課において、公開情報を活用しつつ検証を進めていく。
また「自治体AI zevo」では、様々な生成AIとの連携が可能であることが強みであり、今後も都城市と連携を取りながら各AIモデルの検証を進めていく。都城市における活用検証結果を踏まえて、今後は他自治体に向けての展開なども検討する。