2024年04月24日 13:00

ハイフライヤーズは、6月5日より、TOPPANデジタルと、保育園の園児・保育士のバイタルデータ・ストレス値を可視化する「ID-Watchy」の本格導入を開始する。
ハイフライヤーズは、保育園が持つ固定観念を払拭し、保育業務のDXを推進する事で社員が自発的にイノベーションを生み出せる組織を目指している。同社は、昨今における園バス内での園児死亡事故などをきっかけに、保育士の目や経験だけに頼らない命を見守るシステムを導入しヒューマンエラーを補い、悲劇を繰り返さないことが必要であると考えている。また、保育士のストレス値の可視化によって、保育士が自身の心身の状態を把握し、保育を見直すきっかけを作ることで不適切保育を未然に防ぎ、保育士を守ることになる。また、運動量を可視化することで無駄な動きを減らし、適切な配置や人数の見直しなど、保育の質の向上にも繋がる。
「ID-Watchy」は、2021年10月に実施した第1弾、2023年7月に実施した第2弾の実証テストを通して、今回本格的に導入する運びとなった。第2弾の実証テストで脈拍や血圧、ストレス値、運動量などが収集できる「ID-Watchy」とキートスの保育室に設置している「見守りカメラ」の映像データを照らし合わせることで、まだ言葉をうまく話すことができない子どもや、保育士のストレスや異変が可視化され、身体の不調や事故の防止の可能性を感じ導入を決定した。