2024年04月24日 12:54

シンフォニアは、Bluetoothと連動し手軽に感電体験を行える、アプリ連動感電デバイス「UNAGI」の発売を開始した。
脱炭素社会を実現するために、自動車からEVへのシフトを始めとした産業の変化が加速しているこの時代、電気を安全に扱うための教育訓練のニーズが急速に高まっている。これまでにも、電気を扱う工場などの職場では安全意識喚起のために感電を体験する訓練が行われてきたが、使用する感電装置は機械単体での感電体験を前提とした大型で高価なものだった。そこで、「ポータブルでアプリケーションと連動させて感電体験を提供できるデバイス」があれば、多くの人にもっと臨場感ある形で感電の怖さを感じてもらえるのではないかと考え、新しい感電デバイスの開発を思い立った。そのような構想から2年をかけて開発されたのが、アプリ連動感電デバイス「UNAGI」だ。
「UNAGI」は、体験型の感電防止訓練に活用できる、各種アプリケーションと連動することに特化したプログラム制御可能な感電体験デバイス。通信にはBluetooth Low Energyを使用しているため、用途に応じて様々な端末とのスムーズな連動を行える。対応端末はMeta Quest2、Android、iOSと幅広く、VRを使用した本格的な感電事故体験から、スマートフォンを使用した手軽な感電体験まで、どのようなシーンでも使用できる。
価格は8万8000円(税別)。