2024年04月16日 15:53

イチニは、同社が展開しているネット上で政治家が個人献金を集めるサービス「カンタンネット献金」の利用者が累計500人を突破した。

同社は、年間1億ページビューの選挙・政治情報ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営し、国内の選挙情報や立候補者の情報をデータベース化し管理している。選挙や政治にまつわるプラットフォームを構築し、情報の透明性を保つことで、有権者のみなさまがより政治に参加しやすい環境づくりを支援している。

「カンタンネット献金」とは、同社の政治家向けサービス「ボネクタ」会員限定のサービスで、政治家がインターネット上で政治資金を集められるサービス。有権者が選挙ドットコムWebサイトからキャッシュレスで献金する仕組みだ。従来の献金では振込用紙の手配や、献金内容と献金利用者の照合など、すべてアナログの作業のため事務作業に膨大な時間を使っていた。しかし「カンタンネット献金」ではブラウザ上で献金者の確認など全てを照合することができるため、政治家の事務作業負担は減少し、より自身の活動に力を入れることが可能になった(企業・団体からの政治家個人への献金は法律で禁じられている)。

今年3月以降は問い合わせが急増しており、裏金問題の影響で政治資金の問題が取り沙汰される中、現職・新人・元職の区別なく全ての政治家がクリーンな手法で資金を集められる点が注目されていると考えられる。

カンタンネット献金