2024年04月15日 15:48

チェジュ航空の日韓路線多角化戦略が、日韓路線を運航する航空会社の中で最も多い搭乗者数を記録し、高いマーケットシェアで日韓両国の観光活性化にも貢献している。

チェジュ航空はコロナ以後、東京(成田)・大阪(関西)・福岡など都市路線の他にも松山・広島など日本地方路線の運航を拡大。路線影響力を高め、「韓国旅行=チェジュ航空」というイメージを定着させた。

韓国国土交通部の航空情報ポータルの統計によると、昨年、チェジュ航空の日韓路線搭乗者数は、計1791万9895人のうち357万8068人。約20%のマーケットシェアを占め、韓国航空会社の中で1位を記録した。また今年2月末を基準に64万7401人を送客し、日韓路線を運航するすべての航空会社の中で最も多い搭乗者数を記録している。

チェジュ航空の日本地方路線の搭乗者数も持続的に上昇傾向を見せている。昨年3月末から今年2月までのチェジュ航空の松山・静岡・大分・広島路線の搭乗者数は、計27万6711人を記録した。この4路線の搭乗者のうち、日本国籍搭乗者の割合は27.4%で、特に広島路線は33.9%を記録。搭乗者の3名に1名が日本国籍搭乗者であるほど割合が高かった。

チェジュ航空はこのような日本人旅行者の増加に合わせ、週3便就航していた広島=ソウル(仁川)路線の運航便数を今年1月から週14便に増便。6月1日からは、現在週7便運航中の松山=ソウル(仁川)路線を週12便に拡大し、旅行者の移動利便性を高める。