2024年03月25日 15:43

オカムラは、書籍「「行きたくなる」オフィス 集う場のデザイン」を4月10日に彰国社より出版する。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの仕事は半ば強制的にリモートワークに置き換えられ、自由に集まることができなくなる状況を経験した。このような経験を経て、リアルに時空間をともにすることの必要性や期待、価値がいっそう高まっている。リモートワークが広がり場所を固定しない働き方が広がる昨今、「行きたくなる」オフィスとはどのような場なのか、人が集い新たな価値を創造するためには、どのような環境が求められているのかに焦点をあて、本書では働く場のデザインの要件をユニークなイラスト、図版とともに解説している。
本書では、グループワーク、コミュニケーションを活性化させる働く場のデザインの要件を、「空間」「視線」「接触」「位置」の4つの視点で、働き方から家具の形状まで、さまざまな疑問を投げかけている。その答えについて述べ、検証した方法と結果を示している。また、オカムラだけの知見ではなく、外部の有識者とのインタビューを通じて、リアルに集まることの意味、集う場づくりにいま何が求められているのかを探る。
著者は、オカムラ ワークデザイン研究所 リサーチセンター所長・花田愛さん。オカムラは、1980年に働き方や働く空間に関する研究機関を設け、調査・研究を続けてきた。働き方・働く場の研究を中心に、人間工学に基づく家具や空間の開発、オフィス環境の提案を行っている。
定価は2200円(税込)。発行日は4月10日。