2024年03月21日 11:43

KADOKAWAより3月21日、写真絵本「たべものなんだ(著:べかたろう)」が発行された。本書は、「第16回MOE絵本屋さん大賞2023」ファーストブック賞ベスト20に入選した「どんな かお?」に続く最新刊。

「ほんもので感じる食べもの絵本シリーズ」として、これらの絵本はすべて本物の食べ物を使って撮影されている。本物のメリットは、あかちゃんが絵本から実物を見ても違和感なくスムーズに理解できること。絵本と違う、とならないので安心。子どもたちが食べ物を嫌がったり怖がったりすることなく、食に関心をもってもらうことができる。

絵本のコンセプトは「食を通じての発見」。たとえば、近くで見るといちごの家。遠くで見ると、ホットケーキの上にいちごの家がのっていることがわかる。食べ物に関心をもってもらい、視点を変えると見え方も変わるという「発見」も楽しんでもらう絵本となっている。

また、まだ言葉もわからないあかちゃんたちにとって繰り返し読むことは大切。「たべものなんだ」は1分もあれば読み終わる内容で、テンポよくページが変わり、24ページがあっという間に終わる。いつでもどこでも気軽に繰り返し読めるので、子どもたちもすぐに理解して覚えてしまい、親にとっても読み疲れしないのも隠れたメリット。定価1320円(税込)。