2024年03月18日 15:34

日本シグマックスは、大阪府大阪市住之江区に新設した「大阪物流センター」の稼働を3月18日より開始した。

日本シグマックスは「身体活動支援業」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供している。同社が扱う医療用品はその性質上、流通過程を含め安定供給が求められている。しかし、物流業界ではドライバーの不足や高齢化、働き方改革関連法によるいわゆる「物流の2024年問題」、燃料費の高騰などが懸念されており、商品の安定した配送にリスクが生じている。

同社はこれまで「柏物流センター(千葉県)」より全国への配送を行っていたが、上記の2024年問題への対策、および災害等の緊急事態発生時の安定した商品供給の体制を確立すべく、西日本エリアでの物流拠点の準備を進めてきた。今回「大阪物流センター」を開設したことにより、今後は2拠点の物流倉庫より最適な拠点を選んで商品の発送をする。これにより、配送先に近い拠点から出荷することで、トラックの使用燃料の削減・ドライバーの運転時間の短縮といった「物流の2024年問題」対応への貢献に期待できると考えている。また、地震や火災といった災害等で物流センターや流通網にダメージを受けるリスクに対応し、商品を安定して供給できる運用(BCM)を目指す。

稼働開始日は3月18日。所在地は、大阪府大阪市住之江区柴谷1丁目2-25。

日本シグマックス