2024年03月13日 15:54

一旗社がプロデュースする「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」が公開された。事業主体は長野市、企画は電算社。
長野県北部を戦場に武田信玄と上杉謙信によって繰り広げられた「川中島の戦い」は、12年、5度の長きにわたった。特に永禄4年(1561年)の4度目の戦いは、千曲川と犀川にはさまれた川中島一帯で行われ、信玄・謙信の一騎討ちなど、多くの伝説を残した激戦として知られる。
このたび公開された「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」は、川中島古戦場及びその周辺の松代地域への誘客・周遊促進を目的としたもの。長野市立博物館が所蔵する錦絵「川中嶋大合戦」や「武田二十四将図」「上杉十八将図」などの文化財のデジタルアーカイブを活用し、制作された。3DCGなどにより躍動感あるダイナミックなデジタルアニメーションとして描いている。制作にあたっては、デジタル田園都市国家構想推進交付金が活用された。
「川中島の戦い 3D絵巻」は、YouTubeで視聴できるほか、長野市立博物館「川中島の戦い展示室」(常設)や長野市「川中島の戦い総合サイト」でも公開。ダイジェスト版がJR長野駅のデジタルサイネージなどで上映されている。「川中島の戦い 3D絵巻 VR」は、長野市立博物館「川中島の戦い 3D絵巻 VR」専用ブースで体験することが可能。「川中島の戦い AR」は、川中島古戦場史跡公園、八幡社で体験できる。