2024年03月06日 16:08

リプロダクティブヘルスアワード実行委員会は、新たに光文社発刊の人気雑誌「VERY」とタッグ。リプロダクティブヘルスの普及促進に貢献した人達を表彰する祭典「リプロダクティブヘルスアワード」に「VERY賞」を新設した。
同時に、統括編集長の今尾朝子さんを審査員として迎える。今尾さんはフリーのライターを経て、1998年に光文社に入社。女性として初のファッション誌の編集長に就任し、「VERY」誌を全女性ファッション誌でのナンバー1まで引き上げる。その後、出産・育休を経て、現在も統括編集長として活躍中。
リプロダクティブヘルスとは、「性や生殖に関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分らしく生きられること」を指す。この概念は、1994年にエジプト・カイロで開催された国際人口開発会議において提唱された。しかし、この用語が提唱されて30年近くを経た現在も、認知度や関心が低いために、ほとんど議論や改善がされていない。
「リプロダクティブヘルスアワード」は、アワードを通して、リプロダクティブヘルスに関連する優れた取り組みや人、学生、学校、団体、商品・サービス、企業等を表彰していく。「自分と他者を尊重する健やかな社会の革新に光を当てる」ことをテーマに、優れたモデルとなる取り組みを共有。社会全体のリプロダクティブヘルスへの理解を加速させたく、性や子どもを持つことに関するすべてにおいて誰もが自分らしく生きられる未来を創ることに貢献していく。