2024年02月29日 13:16

Oneboxは、国内初となるメール文の自動生成機能などを強化し、「yaritori AI(β)」をリリースした。

同社の提供する「yaritori」は、対外的な顧客対応を担う営業・CSのための顧客対応プラットフォーム。「複数メールの対応状況をチームで一元管理」「Slack・Chatwork連携」などで社内外のコミュニケーションを効率化し、迅速な顧客対応を実現することができる。

「yaritori AI(β)」は、OpenAI社が提供する最新の自然言語生成モデル「GPT-4」を活用し、「メール文の自動生成」「メール文の変換・翻訳」「クレームメールの自動判別」などを実現する機能。同社は、生成AIの活用がビジネスのスタンダードになると考えており、2023年5月の「yaritori AI(α)」をリリース以降、機能の改善・実証実験を繰り返してきた。AIの活用はユーザーへの提供価値が大きいと考え、今回、β版へのアップデートを実施した。

「メール文の自動生成」では、指示内容を与えるとAIが自動でメール文を生成。また、いいね!ボタン1つで簡易的な返信ができる。「メール文の変換・翻訳」では、「丁寧にする」ボタンを押すだけでビジネスメールに適した文章に変換することができる。また、「翻訳する」を押すと日本語から英語への翻訳もワンクリックで可能だ。さらに「クレームメールの自動判別」では、クレームメールをAIが自動で判別し、迅速な対応が重要なクレームメールに適切に対応することができる。

yaritori AI