2024年02月26日 10:03

四国水族館は、開業4周年記念として、屋外芝生広場「潮風の庭」に、新たなアートモニュメント「UMI to SORA」を設置、3月20日に完成披露イベントを開催する(予定)。
四国水族館は、瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町に2020年にオープンした水族館。「四国水景」をテーマに約400種1万4000点の生きものを展示しており、生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現している。時間帯や季節によって楽しみ方は様々で、四国に住んでいる人は四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国以外の人は四国を巡りたくなる水族館だ。
四国水族館の魅力のひとつが、美しく広がる瀬戸内の景色を活かしたロケーション。特に海の向こうに沈む夕日が作る美しい夕暮れと、夕暮れに囲まれて泳ぐイルカたちの姿を見ることができる「夕暮れの景(海豚プール)」は思わず見入ってしまう光景だ。今回、開業4周年を迎えるにあたり、四国水族館ならではのロケーションを活かし、来館者にも四国水景をより体感してもらうことはできないかと検討し、2023年10月に憩いの広場として整備した「潮風の庭」にアートモニュメントを設置することにした。「UMI to SORA」は、瀬戸内海と空とをつなぐ階段のようなデザインで、来館者自身がモニュメントの上に乗ることができるため、風光明媚な瀬戸内海の景色の中に溶け込むような感覚を味わえる場所として使える。
設置場所は四国水族館 潮風の庭(屋外芝生広場)。一般公開日は3月20日。