2024年02月21日 13:03

福島県郡山市は、日本遺産に認定されている「安積開拓・安積疏水」を次の世代に引き継ぐ「日本遺産魅力発信推進プロジェクト」について、企業版ふるさと納税による寄附を受け付ける。
郡山市は、明治初期に行われた「安積開拓・安積疏水開さく事業」によって拓かれたまちであり、現在では、東北地方有数の都市として発展を続けている。これら先人たちの挑戦の物語は、猪苗代湖・安積疏水・安積開拓を結ぶストーリー「未来を拓いた『一本の水路』-大久保利通 最期の夢と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代-」として、2016年、文化庁による日本遺産の認定を受けた。
「安積開拓・安積疏水」は多くの市民から愛されており、先人から受け継いだふるさとの誇りを大切に引き継いでいきたいと、「日本遺産魅力発信推進プロジェクト」を推進する。子どもたちはもとより、観光客・外国人といったターゲットに合わせた取り組みを積極的に展開する。
子ども向けには、安積開拓・安積疏水を楽しく学ぶことができる仕掛けづくり(ご当地ゲーム、VR・ARによる当時の工事・疏水の流れなどを体験)。観光客向けには、「インフラ」「学びの体験」をフックとした教育的視点の旅行造成(教育旅行誘致)、施設整備(トイレの設置等)。外国人向けには、安積開拓・安積疏水が持つ価値による世界貢献(世界の疏水需要を調査、技術支援、多言語ガイドの育成)などを予定。詳しくはこちら。