2024年02月16日 12:41

日本文芸社は、「巨樹・巨木図鑑」(小山洋二 著)を、2月21日より全国の書店・オンライン書店等で発売する。

樹齢3000年といわれる杉や楠、2000年もの昔から今も変わらず花を咲かせる桜の木、人々の信仰の対象として崇められる神木など。木の文化を築いてきた日本には、見ておきたい巨木がたくさんある。本書はそれらのなかから、訪れやすく、とくに出会ったときの感動が大きい巨木を厳選。都道府県別に収録し、巨樹にまつわる伝説・伝承、樹木データを詳解した。

著者は、巨木の魅力に取り憑かれて20年余の小山洋二(こやま・ようじ)さん。小山さんが撮影した写真からは、途方もない年月を生き抜いてきた巨木たちが放つパワーが伝わってくる。ハンディサイズ図鑑とは思えぬその迫力は必見。一部、人物写真入りで、樹木の巨大さも実感できる。所在地非公開の「森の巨人」屋久島の七尋杉を目指した冒険記も収録した。QRコードからGoogle mapにリンクでき、樹木が立つ場所、行き方もチェックできる。

著者の小山洋二さんは1977年生まれ。仕事の傍ら日本全国へ巨木を求め飛び回る。未知の巨木を探して、近年は屋久島・富山へ何度も訪れている。本業はインターネットショップHAPPYJOINT代表取締役。詳しくはホームページ「巨木の世界」へ。