2024年02月15日 19:00

伊勢半本店は、企画展「ミニチュア愛(らぶ)!」を、2月20日~4月7日まで、紅ミュージアムにて開催する。

本展は、2022年に好評を博した「ちぃさい、ちっこい、ちっちゃ!」展に続く、ミニチュア企画第2弾。今回は、雛道具研究家の川内由美子さんが、長年にわたって蒐集したコレクションの中より精選して紹介する。

雛飾りが発達した江戸時代。雛道具も単体で鑑賞される価値を持つようになる。江戸の名店・七澤屋が手掛けた精巧なミニチュア雛道具は、その種類の多さ、再現性の高さで抜きんでたクオリティを誇った。本展では、全種類買い揃えて飾りたいと思っても不思議ではない、憧れの雛道具を紹介する。

また七澤屋製の他にも、手の込んだ小型の雛道具が制作されていた。名店・武蔵屋の雛道具や、明治以降の木屋の製品にも注目。さらに川内コレクションの中から、ひときわ小さく作られた雛道具類や、少し前の暮らしで目にした光景や身近な日用品などを小型化した品々を展示。江戸時代の名店「七澤屋」の雛道具から、昭和レトロな趣にあふれた日用品のミニチュアまで、眼福の小世界が広がる。

2月16日10時より、紅ミュージアム企画展webサイトで日時指定予約券を発売する。開催は2月20日~4月7日。観覧料は一般600円、一般・限定リーフレット付き800円、中学生以下無料。本展の詳細、事前予約方法、最新の情報等はこちら