2024年02月15日 12:49

コンクレタスは、避難用シェルターハウス「家族の守り箱」の販売と、全国各地の販売施工代理店・製造工場の募集を開始する。

「家族の守り箱」は、地震などの災害時でも安全な居住空間を確保できる、コンパクトなプレキャストコンクリート建築となり、「北欧ホームズ」ブランドにて展開する。1月1日に発生した能登半島地震を受けて、被災者の人々のプライバシーを確保する安全な避難所の必要性を感じたことが、「家族の守り箱」開発のきっかけだ。

「家族の守り箱」は同社がこれまで開発を行ってきたプレキャストコンクリート技術を用いた防災ソリューションの一環として開発を行った。外断熱プレキャストコンクリート住宅「北欧ホームズ」の技術を用いコンパクトな建物を作った。災害に極めて強い壁式コンクリート造の建物を工場で作ったコンクリートパネルを組み立てることにより構築。地震で母屋が倒壊しても家族が過ごせる小さな空間を確保することを目指している。利用イメージは、通常時が「ワーキングスペース」「趣味部屋(ホームシアター/楽器演奏スペース)」「店舗」「ゲストルーム」、災害時が「家族だけのプライベート避難スペース」「緊急防災用品置き場」「大切な思い出の品や、データ保管場所」。

本体価格(目安)は、オールインモデル:590万円、Bacsicモデル:490万円など(大分県内、2月時点での価格。税別。輸送費・諸経費別途)。販売開始時期は3月1日。販売エリアは全国とし、製造・施工・販売それぞれの代理店を募集。

「家族の守り箱」紹介ページ