カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）は、洋画家の内田博さんによる個展「小さな油彩画」を、「軽井沢書店 中軽井沢店」（軽井沢コモングラウンズ内）で、3月2日より開催する。

「ステキな絵だな」と思っても飾れる空間や壁が限られて、気軽に手元に置くことができない。そんなファンの声に耳を傾けて、内田さんが工夫を凝らして製作したのが「小さな油彩画」。「小さな宝物」をイメージした本展示で発表される数々の作品は、伝統ある古典技法を用い、現代の生活様式に合うように、小さいながらも繊細なタッチで薄い銅板に描かれている。

銅板油彩画は日本ではほとんど知られていないが、丈夫でコンパクトであることから宣教師が海外で布教活動する時に持ち歩いていたという古い歴史がある。静物画をメインに描かれる内田さんの作品は、観るものを静謐な世界に引き込む。古典技法の魅力の詰まった小さな油彩画を、部屋に飾ってみてはと提案。

また今回の展示では、個性的な額を作品として製作する「額司 游游雅 宮井譲」さんとのコラボレーションも実現した。内田さんの描く作品が、宮井さんが手掛ける額に額装されることで、新鮮でキャッチーな親しみやすい作品に仕上がった。「小さな油彩画」開催期間は3月2日～4月24日。店頭先行販売は3月2日～6日。詳しくはこちら。