2024年02月14日 16:31

岡山フードサービスが昨年オープンした食の複合施設「農絆卓恵(のうはんたっけい)茶屋町店」2階の「地産美食の小皿料理」では、2月19日より3種類のランチメニューをスタートする。
洋食化に伴い輸入依存が進み、世界情勢の悪化が直接家計に影響を与える事態に陥っている。同社ではこうした課題を解決するには、日本の農業の重要性を今一度見直し、日本ならではの食材にスポットを当てることが大切だと考える。その小さな一歩として、昨年「農絆卓恵」をオープン。全国で頑張る生産者の応援団として各地の産品を取り揃え、日本の食の豊かさと美味しさを発信している。
「地産美食の小皿料理」では、全国各地の生産者と繋がり、小規模ながらもこだわりを持って作られている食材を使用。京都府丹後町で大正時代から引き継がれている「のんばらこんにゃく」は、そのぷりっと、もっちりとした噛み応えを活かして文旦やハーブと合わせてマリネに。鹿児島県の伝統野菜である約30kgの桜島大根は、じっくり煮込んで和風のポタージュに。その日おすすめの食材をシンプルな調理法で提供する。
今回はそんな各地の名品をより多くの人に知ってもらうため、ディナーより手軽に利用できる3種類のランチを用意した。なかでもおすすめは「産地の彩おべんとう」。数多の受賞経歴をもつ最高品質の希少米、山形県産「九代米」を土鍋で丁寧に炊き上げたご飯と共に、その日仕入れた旬野菜や素材の味を活かしたおかずを木箱に詰め込んでいる。価格2980円(税込)。