2024年02月14日 15:49

老舗生花店「花粂(はなくめ)」では、名刹の庭苔の季節限定販売サイト「苔のむすまで」を開設、春と秋に30個の限定販売を開始する。

苔を販売する「苔のむすまで」は、延暦寺、清水寺、青蓮院の助力を得て商品開発に至ったもの。植物を手に触れたり匂いを嗅いだりすることで、お寺を訪れた時の思い出や絆を思い出すよすがにできないか、という思いから企画された。購入者からは、「祖父母にプレゼントをしたところお寺を訪れた時の思出話を聞くことができた。手元で楽しんだ後、庭に植えて毎日眺めている。」などの声が寄せられている。

本サービスでは、春と秋のお彼岸頃に届く様に、数量・期間を限定して販売する。苔は許可を得たエリアから庭師の指導のもと採取後、すぐに発送。オフィシャルサイト内、ロゴの文字、苔を入れる枡に至るまで、各寺から提供された言葉や図案が施され、名刹の想いの詰まった唯一無二の苔になっている。

また「青蓮院の苔 春・秋」の枡デザインは、近畿三十六不動尊19番目にあたる青蓮院の不動尊が彫刻されている。販売価格は各1万3000円(送料、消費税込)。春の苔の到着予定日は3月20日頃(販売期間1月22日~3月15日)、秋の苔の到着予定日は9月20日頃(販売期間7月25日~9月15日)。詳しくはこちら