アドバンテックは、手のひらサイズのデジタルサイネージプレーヤー「DS-450」の販売を開始する。

「DS-450」は、2つのHDMIポートを搭載しており、4K解像度の映像を2画面同時に出力することが可能。サイズも160x115x44mmと非常にコンパクトで、重さも0.7kgと軽量であることから、大型モニターやキオスク端末の背面への設置が想定される。DDR4メモリはスロット装着式ではなく、直接半田づけしオンボード化することで耐久性を考慮した設計となっている。

さらに「DS-450」は、24時間/365日の安定動作を実現するため、「PWM制御」が可能なファンを採用。動作温度に応じてファンの回転速度を柔軟に変えるため、冷却性能が向上するだけでなく電力消費量を低減する。またこれは製品の寿命の延長にも効果がある。

「DS-450」は、OSにWindows 10を採用。使いやすく汎用的なインターフェースとして、USBポートを6つ、LAN ポートを2つ、 HDMI 出力ポートを2つ備えており、マウス、キーボード、カメラ、モニターなど多くのデバイスを接続することが可能。サイネージ用途はもちろん、手のひらサイズのコンパクトPCとしていろいろなシーンで利用できる。「DS-450」の詳細およびデータシートはこちら。