2024年01月31日 17:01

4月27日~6月16日まで、福岡アジア美術館にて、詩人・谷川俊太郎さんの絵本に焦点をあてた展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」の開催が決定した。本展では詩人・谷川俊太郎さんによる絵本を、原画や映像、インスタレーション等を通して紹介する。
詩人の谷川俊太郎さんは、1960年代から現在に至るまで、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきた。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、今日も絵と言葉による表現に挑んでいる。
バラエティ豊かな絵本に共通するのは、読み手に対する谷川俊太郎さんの希望の眼差し。このたびの展覧会は約20冊の絵本を取り上げ、多彩なクリエイターとともに、絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示。絵本の世界から飛び出した、子どもから大人まで誰もが楽しめるおもしろい展覧会となる。
会期は4月27日~6月16日。会場は福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリー。観覧料は一般1600円(1400円)、高大生1200円(1000円)、小中生700円(500円)、未就学児無料。( )内は前売料金、前売販売期間は2月1日~4月26日。会場内特設ショップでは、本展オリジナルグッズや図録、書籍をバリエーション豊かに取り扱う。詳しくはこちら。