2015年06月23日 15:04

家電製品などを長年使い続けるうちにおきる「経年劣化」。これが故障の原因となり、機能停止や誤作動、さらには過熱・発火を引き起こして火災につながることがある。事故の多くは製造から10年以上たっている製品で多く、特に製造から30年以上経過している扇風機は事故が多発する傾向があるという。
扇風機を点検するポイントとしては、スイッチを入れてもファンが回らない、回っても回転が異常に遅かったり不規則である、異常な音や振動がする。また、モーター部分が異常に暑かったり、焦げくさいにおいがしたりする。電源コードが折れ曲がっていたり破損したりしている、など。
政府は、家電製品の「標準使用期間」の表示を確認し「標準使用期間」を越えた製品は、経年劣化による発火やけがの恐れがあるため、日頃から十分に注意するよう呼び掛けている。