2024年01月25日 15:17

全日本学校教材教具協同組合(JKK)、三和製作所、アイカ工業は、子どもたちが学校机の天板を改修しながら SDGs への理解を深める授業プログラムを構築。これらのプログラムと授業用教材は、三和製作所が1 月25 日より全国で販売する。
学校机の天板は、経年劣化に加えてカッターやコンパスによるひっかき傷等での劣化もあり、寿命は10年程度と言われている。アイカ工業は、地球環境に配慮しながら限られた予算で教育環境を改善できるよう、かねてより「メラタック」での重ね貼りを提案してきた。これは 天板改修に対して、天板交換に比べてごみの量を削減できる粘着剤付メラミンシートで、SDGs につながる取り組みであるとともに、教育的要素も含んでいる。
そこでJKKおよび三和製作所と2社1団体協業で、メラタックによる学校机の天板改修を組み込んだ授業プログラムの構築に取り組んできた。埼玉県久喜市役所および同市立青葉小学校の協力のもと、子どもたちの深い学びに繋がる要素で授業プログラムを作成。202年12月~2022年3月にかけ、久喜市立小中学校7校でトライアルを実施した。その後、約2年間かけて全国各地の小中学校で授業を実施。教育的要素の深化や円滑に運用できる手法の検討に取り組み、内容をブラッシュアップさせてきた。
このたびタイムスケジュールや映像コンテンツ、道具セット、天板素材の⎡メラタックウイルテクト」をパッケージ化し、12月1日に全国での販売を開始する。詳しくはこちら。