2024年01月23日 16:07

長野県安曇野市の「休暇村リトリート安曇野ホテル」では、1年に1日だけ作られる貴重な「立春朝搾り」を、2月4日よりホテル内の「安曇野ダイニング」にて限定販売する。
2月4日は立春の日。節分の豆まきで邪気を払った翌日、正月のような新たな気持ちで春を迎えるおめでたい日とされている。2月3日の節分の夜から酒蔵では一晩中かけて朝搾りの準備を始め、立春の早朝に搾った新鮮な日本酒の生原酒を、火入れも行なわず瓶に詰めたものを「立春朝搾り」と名付けている。
2024年の立春朝搾りは全国43の蔵元で展開され、長野県では、「信濃錦」と「大雪渓」の2つの酒蔵で行われる。蔵元近郊地域でしか飲めない地域限定酒で、新鮮でフルーティな味わいが特徴。「立春朝搾り」は、蔵元から運ばれ、近隣の神社でお祓いしたあと出荷される。休暇村リトリート安曇野ホテルで提供する「信濃錦」は、安曇野市内にある「穂高神社」の神主により、飲む人の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願されお祓いを受け、2月4日当日に届けられる。
この立春朝搾りは日本名門酒会により、1998年から始まった行事の1つで20年以上も続いており、毎年恒例のイベント。春の訪れに相応しい、清々しく飲み応えのある味わいを楽しめる。立春朝搾り「信濃錦」は価格1杯500円。宿泊者限定。2月4日から数量限定販売で、無くなり次第終了する。