2024年01月18日 19:02

永井農芸センターとほしいもピールプロジェクトは、天然⽢味「ほしいもピール」の初年度⽣産分の販売を開始。1⽉18⽇より永井農芸センターの直売所や公式サイトで先行販売するほか、2月3日からは水戸公設市場を通じて出荷を順次スタートし、各小売店の店頭で販売していく。また今後は⼩売に加えて、⾷品メーカーなどへも供給体制も拡充していく。
「ほしいもピール」は、⼲し芋生産プロセスで⽣じる「未利⽤部分」であったさつまいもの⾝の部分を多く含んだ⽪の部分を、独自技術で加工した新しい天然甘味。さつまいもに含まれる⾷物繊維やポリフェノールなどの栄養分の多くはこの⽪とその周辺に集積している⼀⽅で、これまで傷みやすさなどから⼲し芋製造過程では⾷品ロスとして扱われてきた。
両者は2022年より、干し芋皮の安定化技術開発と試作を進めており、⼤量に発生する⼲し芋⽪を短時間で効率よくフレーク状に加工処理できることを実証し独自技術を確立することで、今冬より正式に実⽤化・商品化の運びとなった。
「ほしいもピール(フレーク)」は糖度50度相当の⽢味とクセになるカリカリ食感とを併せ持つ、従来の干し芋や焼き芋とは異なる全く新しいさつまいも加工品。さつまいもの栄養素を凝縮したことにより、生さつまいもと比較して、食物繊維は約5倍(両者調べ)を含有している。
「ほしいもピール(フレーク)」は100g入り、オープン価格。1⽉18⽇より永井農芸センターの直売所や公式サイトで先行販売。