2024年01月18日 12:51

錦城護謨(きんじょうごむ)は、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大規模を誇る国際消費財見本市「Ambiente(アンビエンテ)」(1月26日~30日)に出展する。
アンビエンテは、テーブルウェア、キッチン用品、インテリア、文房具、ギフト雑貨など出展商材、来場者層の幅広さと質の高さから世界で最も重要な見本市として位置付けられており、海外販路拡大のきっかけとして期待されている。
今回、錦城護謨が出品するのは2020年に自社ブランドとして立ち上げた「KINJO JAPAN」より、ガラスと同等の透明度を持つシリコーンゴムでできたグラス、KINJO JAPAN F0(通称:SAKEグラス)だ。同製品はこれまでのシリーズに比べ小ぶりなサイズを開発。落としても割れない、耐熱性にも優れた機能性と、絶妙なサイズ感とラグジュアリーでありながら実用的なデザインが特徴。また飲み物の香りを楽しめる一品であることから、昨今の海外での日本酒ブームが後押しとなることを期待している。
同製品は通常のゴム素材より何倍も高価で希少価値の高い高透明のシリコーンゴムを使用しており、少しでもほこりや気泡が入ると瞬時に目立ってしまう素材だからこそ、通常のものづくりより一層、高いレベルでの取り扱いや技術が求められる。また、オンリーワンのフォルムを生み出す金型設計と成形技術にも高い技術力が求めら、これまで数多くの工業部品を製造・販売してきたノウハウが自社製品開発にも生かされている。