2024年01月16日 09:04

大阪市博物館機構は、2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪市立美術館・大阪市立自然史博物館・大阪市立東洋陶磁美術館・大阪市立科学館・大阪歴史博物館・大阪中之島美術館の6館で、「大阪博」を開催する。

「大阪博」では、大阪で育まれ、引き継がれてきた各館の収蔵品の中から、都市大阪の魅力を体感できる代表品として選定した「大阪の宝」120点を一斉公開するWeb展覧会のほか、2025年には各館で多くの「大阪の宝」を実際に展示する(※大阪中之島美術館での展示は一部のみ)。

1月15日公開の「大阪博」ウェブサイトにて、2025年に向けて「大阪の宝」情報、ミュージアムを巡って遊ぶプランや観光情報など、多彩なコンテンツを発信していく。

大阪は、古代から中近世を経て現代に至るまで、一貫して「都市」として栄え、様々な人々が活躍するとともに、こうした人々によって自然・科学を含む多種多様な文化遺産が収集・蓄積されてきた。これらは、長きにわたり当地で育まれてきた品々で、その多くは今も、当機構の博物館・美術館において大切に守られ、人々に感動を与えるとともに、大阪のアイデンティティの象徴として未来社会に引き継ぐべき、まさに「大阪の宝」となる。

6館合計の収蔵品は、200万点以上。今回はその中でも、特にその収集に関わった先人や継承の履歴を通じて、それらを育んできた都市大阪の魅力を体感できるような代表品20点ずつを「大阪の宝」として各館で選定。2025年に向けて「大阪の宝」を順次Web 公開していく。