2024年01月12日 16:13

大黒屋は、同社の強みである機械学習・AI技術を基盤として、本年度をめどにオンライン上のやり取りで完結する真贋鑑定・査定機能をチャット上で提供する。蓄積されてきた50万点以上の商品学習データを活用し、画像認識AIと連携。それにより、チャットで画像を送るだけで、AI鑑定士が数秒で即時査定し、利用者にお知らせする機能を実現した。

同社では、買取・販売取引ニーズの拡大に対応し、家庭内に眠っている中古ブランド品資産の有効活用及びその促進を目指している。その前提には、生活者がいつ・どこでも、自分の持ち物や売り物などの二次流通価格を把握できることが必要。

そこで、今まで専門的なスキルを持っている人のみに限られていた資産価値の把握技術を、より生活者が身近に使えるような様々な機能やサービスを開発している。現在、最新AIを活用した資産価値の把握技術を開発。画像認識・査定AIを活用した写真査定を実現したことで、チャットで写真を送るだけで、数秒で査定結果を表示することが可能となった。

大黒屋では、約8年前からAI鑑定・査定及びグローバルダイナミックプライシングの確立に着手していた。グローバル規模での買収や業務提携を通じて、日本・米国・欧州・中国を中心にブランド品のデータを収集。AI技術に最も重要な教師データの構築、訓練、最適化、及び実際応用にチャレンジし、世界のトッププレイヤーに匹敵できるAI鑑定・査定及びグローバルダイナミックプライシングの技術を確立した。詳しくはこちら