2024年01月09日 09:53

本の街でこころの目線を合わせる実行委員会(共用品推進機構・ブックハウスカフェ・合同出版)は、1月11日、トークイベント「本の街でこころの目線を合わせる 第6回 私たちが何かに依存するワケ」を開催する。
「本の街でこころの目線を合わせるトークイベント」通称「こころめ」。当事者以外にはなかなか伝わらない、障害やその状況を抱えての暮らし。そんな日常を、本を通じて発信する人たちがいる。東京・神田神保町唯一の新刊のこどもの本専門店・ブックハウスカフェでは、当事者や関わる人たちの話に耳を傾け、障害について共に考えるイベントを開催する。
2023年10月に「専門家と回復者に聞く 学校で教えてくれない本当の依存症」(合同出版)が刊行された。この本には、学校の薬物乱用防止教室では知ることができない、リアルな依存症の話が書かれている。専門家だけでなく、多くの依存症当事者と家族、そして子どもたちに協力してもらい、依存症とは何か、回復していくとはどういうことかを紹介した初めての本だ。依存症にまつわる正しい情報と、依存症の当事者・家族の体験、そして啓発を続けている人たちが深めてきた知識を、会話形式で説明した。今回のイベントでは、著者の風間暁さんとゲストに塚本堅一さんを迎えて、依存症当事者・家族の体験、本当の依存症とは何かを話してもらう。イベント終了後、会場ではサイン会も開催する。
参加費は1000円(定員:先着50名、オンライン100名)。日時は1月11日18時30分〜20時。場所は、ブックハウスカフェ2階 ひふみ。