2023年12月26日 19:01

JA共済連では、次世代を担う子どもたちが運動に興味を持つきっかけづくりを応援するため、新たなスポーツテスト「好きがみつかるスポーツテスト」を開発。特設Webサイトを12月26日に公開した。

スポーツ庁が公表した「令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」によると、令和元年度調査から連続して小・中学校の男女ともに体力合計点が低下している。また、本年11月、JA共済連が小中学生400人を対象に実施した運動に関する意識調査では、「運動やスポーツで人と比べられるのが嫌だ」という回答が過半数を占めた。

その反面、「自分が得意な運動や好きになれそうな競技がわかればやってみたい」という意見が約9割に上るという結果を得ることができた。本テストでは、来のような定量的な運動能力測定に加えて、本人がその動きを「楽しんでいるか?」「夢中になっているか?」という定性評価を加味して分析する。

公開されたWebサイトでは、12月4日に都内の小学校で開催したスポーツテストで行った7種類の競技や分析方法などについて紹介。また、当日、ゲストとして参加した、JA共済地域貢献アンバサダーを務めるティモンディがテストに挑戦した模様も動画で紹介する。また、学校で実施した体力測定の結果をWebサイト内に入力し、簡単な質問に答えるだけで、「得意な動き」と「好きな動き」を診断。診断結果をもとに、自分自身も気づいていない、「好きになるかもしれない」スポーツを提案する。